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木材のはなし

第10話 黄褐色とピンホールの味わい「セランガンバツー」

ボルネオ、マレーシアで育ったハードウッドが「セランガンバツー」です。耐久性が高く硬い材質の木で、値頃感のあることからウッドデッキでメジャーな素材。 カラーは黄褐色で、綺麗な木目とオイルの表面処理が人気です。他のハードウッド、ウリンなどと比べると、硬さは少し柔らかくなり加工もしやすいのですが、購入時の形状安定性が低く割れなどが多いため、手づくりガーデンファニチャーの材料としてはお勧めしません。

もし、ハンドメイドするとしたら、黄褐色のカラーリングと特有のピンホールから、ガーデンテーブルが似合うと思います。セランガンバツーのよく割れるイメージは、ほとんど乾燥されずに製材され輸入されることが原因です。人工的に乾燥した材料であれば意外に安定性も保たれ、反りや伸縮を抑制するためビス固定などをすると割れも少なくて済みます。

ガーデンファニチャーをDIYでつくろうとする場合は、一旦乾燥させて、割れやささくれ、毛羽立ちがでてから、表面を切削・磨いて、材料取りに入るといいでしょう。その上で、木固め剤などの保護剤を染み込ませてください。材料のほとんどにある虫食いピンホールは、自生し成長している間の虫食いが原因。製材後の虫食いはありません。ピンホールも塗装でカバーが可能ですので、味わいとして楽しんでください。

【セランガンバツーの概要】
セランガンバツー フタバガキ科 Shorea 属 Shorea グループの広葉樹。原産は、インド、セイロン、マラヤ、ボルネオなどの東南アジア。値頃なハードウッドで、乾燥による割れには注意が必要。表面を塗装して使われることが多い。

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