ECO DRY Foam®(エコドライフォーム)とは、ジゼルで採用してきた Quick Dry Foam®(クイックドライフォーム) と時を同じく、1997年にドイツの技術で作成された屋外対候性に優れたクッション材です。その組成は、クイックドライフォームとほぼ変わらず、ポリウレタンを目の粗い網状(ヘチマ構造)に加工した素材で、吸水性を持たず、さらには速乾性に優れているという特性を備えています。最近では4SOなどのヨーロッパのトップブランドでも採用されており、ジゼルでも「ピロークッション」「オーダークッション」に採用しています。

三次元構造オープンセル

 エコドライフォームの優れた性質の秘密は、三次元構造のオープンセルにあります。通常のウレタンフォームと比較すると、エコドライフォームの方がひとつひとつの繊維の目が粗く広く開いているため、水をほとんど吸収せず、さらに微量の水を含んでしまった後にもすぐに乾くという特徴があります。エコドライフォームならではのこの特性は、屋外で使用するガーデンファニチャーにおいては、非常に魅力的な点であると言えます。

防カビ加工「ultra-fresh®(ウルトラフレッシュ)」

防カビ加工である「ultra-fresh®(ウルトラフレッシュ)」が施されることによって、水を含んだ繊維に懸念される雑菌の増殖を最小限に抑えることが可能となります。

下の図はウルトラフレッシュを施したエコドライフォームと、一般的なウレタンフォームをテストした結果です。ウルトラフレッシュを施したエコドライフォームでは、バクテリアの繁殖を99.9%抑制しています。

水の透過性に優れている

数あるクッション素材の中には、エコドライフォーム以外にも耐水性に優れたアイテムも数多く存在します。しかしながら、どんなに耐水性の良い素材であっても細かな繊維の目の間から水分が浸透し、ひどい場合には内部にそのまま水分がたまってしまいそのまま乾かないという事態をも引き起こしかねません。エコドライフォームは、素材そのものの水はけや空気循環の良さを誇る素材です。

ガーデンファニチャーのクッション素材として最適

ガーデンファニチャーのクッション素材としてエコドライフォームを用いるメリットとして、素材本来の特性に加え、その快適な使用感を挙げることができます。空気をふんだんに含み弾力のあるヘチマ構造素材は、長年利用してもへたりにくく、いつまでも心地良い質感を楽しむことが可能です。屋外家具であっても、リビングのソファさながらの快適性を実感できるでしょう。優れた特性と抜群の心地良さを兼ね備えるエコドライフォームは、屋外家具に幅広く用いられています。ジゼルでは、「ピロークッション」「オーダークッション」に採用し、高い耐候性を実現しています。

メンテナンスフリー

エコドライフォームは、基本的にはメンテナンスフリーの素材として知られています。万が一、カバーを外した際に湿っぽさを感じた場合には、カバーを全て外して湿り気を感じなくなるまで陰干しすると、再び元通りになります。